2019.11.24

勉強会

【研修】幼児期の食行動についての勉強会を行いました。

11月14日の事業所内研修では、幼児期の食行動についての勉強会を行いました。

 

近年、多くのこどもが何らかの食行動の問題を示しており、平成27年度の乳幼児栄養調査結果では、こどもの食事での困りごとについて、4~5歳未満では「食べるのに時間がかかる」が37.7%と最も高く、次いで「偏食する」が32.9%であり、幼児期の養育者が食事の困りごとを抱えていることが浮き彫りになっています。

 

今回の文献では、食行動の問題についてその原因や対応方法について皆で学びました。

 

食行動の問題には、個人要因(感覚情報処理、自閉症的傾向、きょうだい、年齢、性別)だけでなく、環境要因(人的かかわり、社会的サポート)が関わっていることが調査結果から示されました。

 

食行動の要因を検討していく上で、お子さんについてはもちろん、その家族を包括的に捉え、養育者への社会的サポートも含めた支援の在り方を検討していく必要があることを再確認しました。

 

ファミリアキッズ大和田 理学療法士 速水綾