2019.10.17

勉強会

【研修】薬物療法についての勉強会を行いました。

今週の事情所内研修では、作業療法士より「小児薬剤に関する文献」を紹介していただきました。

ADHD(注意欠如・多動症)やASD(自閉スペクトラム症)のお子さんに対してどういった薬物療法が行われているのか、その効果や副作用、薬物療法の終了基準等を皆で学びました。

発達障害児の発達支援(治療含む)は、大きく「環境調節」「行動療法」「薬物療法」がスタンダードなものとなっており、それぞれ単独での実施でなく、組み合わせたサポートがより効果があると言われています。(※ 薬物療法は必須な治療ではなく、あくまで補助的なものとなります)。

なお、発達支援を行っていく上で、指導員や支援者が薬物に関する情報を得ることは、その副作用(眠気etc.)や効果による状態の把握や合併症の把握、効果の判定などにおいて重要な情報となってきます。

ファミリアキッズの事業所内研修では、月3回の文献抄読会と、月1回の研修会をファミリアキッズ大和田、門真と合同で行っています。少しでも科学的根拠に基づく、質の高い療育を目指し、日々皆で意見交換し合いながら療育を行っています。

 

ファミリアキッズ門真 理学療法士 福澤友輝