2023.05.23

勉強会

【学会参加】ADHD学会にオンライン参加しました

2023年3月4〜5日に開催された第14回ADHD学会にオンラインにて参加しました。

遺伝子学や脳科学などの観点からADHDの診断基準や症状、併存症についての講演を聞くことができ、学んだ内容はファミリアキッズのメンバーにも伝達を行いました。

中でも勉強になったのは、多くの子どものADHD症状は、年齢とともに「脳が成熟していくにつれて軽減していく」という研究発表です。

講演の中で「ADHDを治す」ではなく「ADHDの特性を持って幸せに暮らせる」こと、つまりQOL(生活の質)の向上を目指すことが大事だと話されており、とても共感しました。

私たちもご家族様や地域と連携し、子どもたち一人ひとりの特性を理解した上で、それぞれがどんな環境でも適応していけるよう広い視野を持ちながら支援を考えていきます。

ADHDの特性(多動衝動性、不注意:必ずしもこれらの特性があればADHDとは限りません)に関わらず、子どもたちが大人になっていく未来を想像しながら、ご家族様と共に日々成長に向き合っていきたいと思います。

 

ファミリアキッズ守口 理学療法士