2018.07.26

勉強会

音楽療法の勉強会を行いました。

ファミリアキッズ門真における日々の療育において、音楽を使った発達支援を行っております。

利用するお子様において、音楽が好きな子どもたちも多く、毎回楽しく療育に参加してくれています。

音楽療育を行っていく上で、それがそのお子様のどういった課題点に対し、どんなことを意図してその音楽や楽器を選択し、どういった効果、影響、変化が期待されるのか。支援者はそれを検討した上で療育を提供していく必要があると考えています。

本日は、音楽療育を行う上での基礎となる音楽療法において「音楽療法においての基礎知識」と題して、当事業所の作業療法士さんに発表していただきました。

音楽療法の定義から、その原理、音楽の効果、運動や感情、社会性への影響だけでなく、自律神経や内分泌・免疫機能への影響に関しても触れていただきました。

理論のあとは、スイスの発達心理学者Jean Piagetの発達段階を参考にした音楽あそびを提示し、具体的な療育内容に関しても色々紹介していただき、それは今後の療育介入におけるヒントが沢山詰まったものでした。

また近年、発達障がいのお子様に対する音楽療法の効果1)2)も示されてきており、音楽を使った社会面の発達や感情のコントロールに対する介入が模索されています。

今後もファミリアキッズ門真では、音楽を使った発達支援の可能性を模索しつつ、研修と実践を繰り返しながら、お子様のより良い発達に繋がる療育を提供出来るよう努めてまいります。

文献〉
1)倉田裕子ほか(2011)自閉症児における音楽活動を介した支援の効果について〜自閉症児に対する行動療法的音楽療法の事例を通じて〜.応用障害心理学研究(10),p97-103.
2)Geretsegger M et al.(2014)Music Therapy for people with autism spectrum disorder.Cochrane Database Syst Rev.17(6),CD004381.